Copilot研修とは|教える内容・受け方と申し込む前に決める6項目

Copilot研修で教える内容と受け方、申し込む前に決める6項目を解説する記事のアイキャッチ

「Copilotの研修は、社員に何を教えてくれるのか」「うちの契約のCopilotでも受けられるのか」「研修の前に、会社で何を決めておけばよいのか」。Copilotは契約によって使える機能が変わるため、研修を選ぶ前に迷いやすいテーマです。

この記事では、自治体や医師会、税理士、上場企業などで5,000人以上にAI研修を行ってきたメイカヒットが、Copilot研修の選び方と組み方を解説します。この記事を読むと、研修で教える内容と受け方、申し込む前に社内で決める6項目が分かります。

記事監修者

久保田 亮(株式会社メイカヒット代表)
AI研修実績5,000名超え

久保田 亮-株式会社メイカヒット代表

【経歴・実績】
・5,000人以上へのAI研修実績
・自治体・医師会・税理士・上場企業などで研修多数
・マーケターとしての取引企業500社以上
・マーケティング/広報顧問累計6社
・自社メディアでの販売実績10億円以上
・Webスクールメイカラ主宰

Notta公式アンバサダー

田中 凌平-株式会社メイカヒット代表

【経歴・実績】
・Notta公式アンバサダー
・AIを活用し生産性300%向上
・日本インタビュー協会認定インタビュアー
・年間150名以上の取材実績
・ラグジュアリーブランドで5年勤務

田中 凌平(株式会社メイカヒット代表)
目次

Copilot研修とは?社員がCopilotを仕事で使えるようにする研修

Copilot研修とは、Microsoft(マイクロソフト)のAI「Copilot(コパイロット)」を、社員が毎日の仕事で使えるようにするための研修です。教える中身は、基本の操作と頼み方・アプリごとの使い方・入力の決まりと答えの確かめ方・自分の仕事での練習の4つに分かれます。

CopilotはWord・Excel・Outlook・Teamsなどをまとめた仕事用の契約「Microsoft 365」と一緒に使うAIです。文書の下書きやメールの要約、会議のまとめなどを、言葉で頼むだけで手伝ってくれます。

ただし、同じCopilotでも契約によって使える機能が違います。研修を選ぶ前に、自社で使えるCopilotを確かめるところから始めてください。ChatGPTとの違いを先に知りたい方には、ChatGPTとCopilotを比べた記事が参考になります。

Copilot研修の対象になるCopilotは3種類(※2026年10月現在)

会社で使うCopilotは、契約によって3つに分かれます。Microsoftの公式の説明ページ(2026年10月2日更新)をもとに、違いを表にまとめました。

種類使える条件できること
Copilot Chat(Basic)対象のMicrosoft 365の契約に含まれる主にWebの情報をもとにしたチャット。Word・Excel・PowerPoint・OneNoteの中のCopilotは使えない
Microsoft 365 Copilot(Basic)追加の契約はないが、アプリの中のCopilotに標準のアクセスがあるWordやExcelの中で下書きや分析を頼める。機能は限られ、混み具合で使える量が変わる
Microsoft 365 Copilot(Premium)追加の契約(アドオン)があるメール・ファイル・会議など社内のデータをもとに答える。混む時間帯も優先して使え、管理者(Microsoft 365の設定を担当する人)はよりくわしい利用状況の分析を見られる

2つ目と3つ目を分けるのは、追加の契約(アドオン)の有無です。追加の契約がなくてもWordやExcelの中でCopilotを開ける社員は2つ目、追加の契約がある社員は3つ目に当たります。

会社で使うCopilotを、追加料金なしのチャット、アプリの中で使うもの、社内のデータも使うものの3種類に分けた図

Copilot Chatは、Business Basic・Business Standard・Business Premiumなどの契約なら追加料金なしで使えます。管理者向けの案内によると、対象は、会社が発行した職場のアカウントでサインインした利用者です。

先ほどの説明ページには、アプリの名前の変更も書かれています。Microsoft 365 CopilotアプリはMicrosoft Copilotという名前になりました。Microsoft 365 Copilot Chatアプリも、Microsoft Copilot Chatに変わっています。

一方で、契約の種類の名前にはMicrosoft 365 Copilotが使われています(2026年10月14日時点)。研修の案内には両方の名前が出てくるので、どの契約を指すのかを研修会社に確かめてください。

追加の契約の料金と条件

Premiumの機能を使うには、今のMicrosoft 365の契約に追加の契約(アドオン)を足します。料金は、年払いで1ユーザーあたり月3,148円相当(税別)です。Microsoft 365 Copilot Businessの価格ページによると、対象は最大300ユーザーまでで、対象のMicrosoft 365の契約が別に必要になります。

同じページには、2026年7月1日から12月31日までの割引も載っていました。対象のビジネス向けの契約を使っている会社が年間契約をすると、初年度に限り月2,698円相当(税別)になる内容です(2026年10月14日時点)。料金は変わりやすいので、申し込む前に公式のページで確かめてください。

個人のアカウントのCopilotは、会社向けの保護の対象外

職場のアカウントで使うCopilotは、エンタープライズデータ保護(会社のデータを契約で守る仕組み)の対象です。エンタープライズデータ保護の説明では、入力した文と答えは、AIの基礎になるモデルの学習に使われないとされています。

一方、個人のMicrosoftアカウントでサインインしたCopilotは扱いが別になります。個人向けCopilotの案内には、Microsoftサービス規約とCopilotの使用条件が適用されると書かれていました。研修では、社員がどちらのアカウントで開いているかを画面で確かめる時間を取ってください。

Copilot研修で教える内容は4つ

Copilot研修で教える内容を、次の4つの観点から解説します。

Copilot研修で教える内容

・基本の操作と頼み方
・アプリごとの使い方
・入力してよい情報と、答えの確かめ方
・自分の仕事での練習

それぞれ見ていきましょう。

基本の操作と頼み方

最初に教えるのは、Copilotの開き方と頼み方です。プロンプト(AIへの頼み方の文)には、目的・もとにする材料・出してほしい形の3つを書くように教えます。

1回で決めようとせず、出た答えに直しを重ねる進め方も、ここで練習します。操作そのものは短い時間で覚えられるため、時間の多くを頼み方の練習に使うのがよい、というのが当社の考えです。

アプリごとの使い方

次に、ふだん使うアプリの中での使い方を学びます。Microsoft Learnの学習コース(MS-4018)は、PowerPoint・Word・Excel・Teams・Outlookでの頼み方をアプリごとに学ぶ構成でした。自社の研修では、社員がよく使うアプリを2つか3つに絞ると、練習の時間を取りやすくなります。

アプリの中でできる内容は、使えるCopilotの種類で変わります。講師の画面と社員の画面が違うと練習が止まるので、申し込む前に自社の契約を研修会社へ伝えてください。

入力してよい情報と、答えの確かめ方

研修では、使い方と同じくらいの時間をかけて決まりも教えます。Copilotに入力してよい情報と入力しない情報を、自社の例で線引きして見せるのが基本です。当社が企業向けに行っているAI研修でも、入力してよい情報の決め方と設定の確かめ方は、実際の画面を操作しながら扱っています。

社内の決まりがまだない会社は、生成AIのガイドラインの作り方を先に読んでおくと準備が進みます。

答えの確かめ方も欠かせません。AIはもっともらしい間違い(ハルシネーション)を書くときがあるため、数字と固有名詞は元の資料で確かめる手順を練習します。防ぎ方はハルシネーション対策の記事でくわしく解説しました。

自分の仕事での練習

最後は、社員が自分の仕事を題材にする練習です。当社では、見本の課題だけで終えず、自分のメールや報告書で試す時間を入れるほうがよいと考えています。

題材は、研修の前に部署ごとに集めておくと当日の進みが早くなります。集め方は、後半で紹介する頼み方の例を使ってください。

Copilot研修の受け方と費用の決まり方

Copilot研修の受け方は、大きく4つあります。人数と目的に合わせて選んでください。

受け方中身向いている会社
公開講座研修会社が日程を決めて開く講座に、社員が1人ずつ申し込むまず数人に試させたい会社
自社向けの研修自社の社員だけを集め、対面かオンラインで行う。内容を自社の仕事に合わせられる部署や全社でそろえて始めたい会社
eラーニング好きな時間に動画などで学ぶ勤務の時間がそろわない会社
Microsoft公式の学習の場公式の教材やイベントを自分で選んで学ぶまず自分たちで基本を知りたい会社

費用と学び方を、次の3つの観点から解説します。

費用と学び方の3つの観点

・費用は人数か時間で決まる
・Microsoft公式の学習の場も使える
・助成金を使うなら、研修の時間と中身に注意

それぞれ見ていきましょう。

費用は人数か時間で決まる

研修の費用は、受講する人数で決まる形と、研修の時間で決まる形に分かれます。見積もりを比べるときは、人数が増えたときの金額と、内容を自社向けに変える費用が入っているかを確かめてください。

Copilotの追加の契約の料金は、研修の費用とは別です。研修の費用の考え方は生成AI研修の費用の決まり方で、金額の目安はAI研修の相場で確認できます。

Microsoft公式の学習の場も使える

Microsoftは、Copilotを学ぶ場を公式に用意しています。Copilot Skilling Centerには、経営層・推進の担当者・管理者・開発者・一般の利用者と、役割ごとの教材がまとめられていました。講師が教えるオンラインのイベントも、同じページから探せます。

社内の学習に使えるのがCopilotアカデミーです。公式の説明では、すべてのMicrosoft 365の利用者がViva Learning(Microsoft 365の学習用の機能)から開けますが、管理者が対象を絞る設定もあります。ただし、公式の教材は自社の仕事や決まりに合わせた内容ではないので、その部分は社内か研修会社で補ってください。

助成金を使うなら、研修の時間と中身に注意

Copilot研修には、厚生労働省の人材開発支援助成金を使える場合があります。事業展開等リスキリング支援コースのリーフレットでは、10時間以上のOFF-JT(仕事と分けて行う訓練)が対象です。中小企業には、経費の75%の助成と、研修の時間に払う賃金への助成(賃金助成)として1人1時間1,000円が出ます(※2026年10月現在)。

経費の助成には上限があり、10時間以上100時間未満の訓練なら、中小企業は受講者1人あたり30万円までです。eラーニングで行う訓練は経費の助成だけで賃金助成は出ず、上限も中小企業は1人15万円に下がります。

2026年8月3日以降に出す計画届(訓練の前に労働局へ出す書類)からは、対象が絞られました。変更点のリーフレットでは、汎用的なプロンプトの訓練が対象外の例に挙げられています。助成金を使うなら、営業担当者が提案書を作る訓練のように、職務の作業に使う内容で組んでください。同じリーフレットでは、eラーニングで行う訓練は、同じ社員について1年度に1回までとされました。

AI研修での対象と対象外の見分け方は、AI研修の助成金の記事にまとめました。ほかの制度との違いは、リスキリング助成金の選び方で確認してください。

厚生労働省の詳細版パンフレットによると、このコースは2026年度(2027年3月末)までの期間限定です。

Copilot研修の前に会社で決める6つのこと

Copilot研修には、申し込む前に社内で決めておく項目があります。次の6つを紙に書き出してから、研修会社に連絡してください。

  • どのCopilotを使うか(今の契約で使えるのは3種類のどれか、追加の契約をするか)
  • 全員が職場のアカウントでサインインできるか
  • 入力してよい情報と、入力しない情報
  • だれが受けるか(全員か、先に試す数人か)
  • どの仕事で使わせたいか(部署ごとに2つか3つ)
  • 研修のあと、社員の質問を受ける担当者

とくに1つ目は、研修の中身そのものを左右します。メールや会議をまたいで探させる演習は、追加の契約が前提の機能を使うためです。

追加の契約をする会社は、ファイルの共有の範囲も見直しておくと安心です。データとプライバシーの説明では、Copilotが示すのは、その利用者が見る権限を持つデータだけとされています。共有の範囲が広すぎるファイルは、権限のある社員への答えに出てくるので、研修の前に整理してください。

研修会社への依頼メモのひな形

6つが決まったら、次のメモにまとめて研修会社へ送ります。同じメモを複数の会社に送ると、提案と見積もりを同じ条件で比べられるのが利点です。

依頼メモのひな形
1. 会社の概要:業種、社員数、受講する人数と部署
2. 今の契約:Microsoft 365の契約の名前、Copilotの追加の契約の有無
3. 研修の目的:(例)営業と事務が、メールと報告書の下書きにCopilotを使えるようにする
4. 扱ってほしい仕事:部署ごとに2つか3つ
5. 入力しない情報:(例)顧客の名前、金額、社員の個人情報
6. 希望する形:対面かオンラインか、時間、回数、時期
7. 研修のあと:質問への対応や、振り返りの回の有無
8. 知りたい点:費用の決まり方、内容を自社向けに変えられる範囲、講師の画面で使うCopilotの種類

Copilot研修の選び方:提案で確かめる4つの点

研修会社から提案が届いたら、次の4つを確かめます。

  • 講師が使うCopilotの種類が、自社の契約と同じか
  • 自社の仕事を題材にした練習の時間があるか
  • 入力してよい情報と答えの確かめ方を、時間を取って教えるか
  • 研修のあとに質問できる期間や、振り返りの回があるか

1つ目が合わない提案は、内容がよくても、社員が自分の画面で同じ操作をできません。迷ったときは、依頼メモの「知りたい点」への答えが具体的な会社を選んでください。

Copilot研修の題材づくりはAIに任せられる

研修の準備のうち、部署ごとの題材を集める作業はAIに任せられます。社内の仕事を書いたメモを渡し、練習の題材と、社内で確かめる点を出してもらう頼み方です。

下の例は、Copilot Chatなどのチャット型のAIにそのまま貼って使えます。【社内メモ】は説明のために作った架空の例です。当社のお客さまの事例ではありません。

頼み方の例
あなたは、社員研修の準備を手伝う係です。下の【社内メモ】をもとに、Copilotの研修で練習する題材の案を作ってください。

【出してほしいもの】
1. 部署ごとの題材の表(列は「部署」「仕事」「Copilotに頼むこと」「使う材料」「入力しない情報」)。1つの部署につき2つまで。
2. 研修会社に伝える前に、社内で確かめることの質問(5つまで)。

【条件】
・【社内メモ】に書いてある仕事だけを使う。メモに無い仕事や数字を推測で足さない。
・使えるCopilotの種類で、できるかどうかが変わる題材には「要確認」と書く。
・分からないところは埋めずに、質問の形で2に並べる。
・専門の言葉は使わず、社員がそのまま読める言葉で書く。

【社内メモ】
・社員28名の設備工事会社。営業6名、工事管理10名、事務5名、ほか。
・全員がMicrosoft 365(Business Standard)を使用。Copilotの追加の契約はまだ無い。
・営業:見積書の送付メール、提案書の下書き、訪問後の報告書。
・工事管理:工程表の更新、協力会社への連絡文、作業日報のまとめ。
・事務:請求書の発行、勤怠の集計、社内のお知らせ文。
・顧客の名前と金額、社員の個人情報はAIに入れない決まりにしたい。
・研修は2時間を2回、オンラインで考えている。

この頼み方を、前のやり取りがない新しい会話(Claude)で1回だけ実行しました。出力には題材の表のほか、要確認を付けた理由と社内で確かめる質問が入っています。

出力の例(題材の表6行のうち3行、要確認の理由3つのうち1つ、質問5つのうち3つを抜粋)
【題材の表】(部署|仕事|Copilotに頼むこと|使う材料|入力しない情報)
営業|見積書の送付メール|見積書を送るときのメールの文を下書きしてもらう。|伝えたいことの箇条書き(何の見積か、返事がほしい時期など)。|顧客の名前(「○○様」と書く)、金額(「金額は添付のとおり」と書く)。
工事管理|作業日報のまとめ【要確認】|何日分かの日報を、短いまとめにしてもらう。|日報の文(名前を消したもの)。|顧客の名前、金額、社員の名前。
事務|勤怠の集計【要確認】|勤怠の表から、集計のやり方や式を教えてもらう。|名前を番号に置きかえた練習用の表。|社員の名前、本物の勤怠の記録。

【要確認】を付けた理由
・作業日報のまとめ:日報の文を自分で貼り付けて頼む形なら、できる見込みです。日報のファイルをCopilotに直接読ませる形は、追加の契約が無いとできないことがあります。

【研修会社に伝える前に、社内で確かめること】
1. 研修までにCopilotの追加の契約をしますか。しない場合、今の契約のままで社員がCopilotを開けるかを、だれが確かめますか。
2. 「AIに入れない」決まりは、どこまでを指しますか。協力会社の名前、現場の名前や住所、勤怠の記録は入りますか。名前を消せば、本物の日報や報告書を使ってよいですか。
3. 練習の材料は、本物の書類の名前と金額を消したものにしますか、練習用の見本を作りますか。だれが、いつまでに用意しますか。

出力では、追加の契約がないとできないかもしれない題材に「要確認」が付きました。入力しない情報の範囲があいまいな点も、質問として返っています。

AIの答えは下書きです。たとえば日報のファイルは、先ほどの公式の説明ページによると、Copilot Chatでも頼むときにアップロードすれば使えます。

追加の契約が要るのは、社内のファイルやメールをCopilotが自分で探してくる使い方です。このように、できるかどうかは自社の画面と公式の説明で確かめてから研修会社に渡してください。

Copilot研修のあと1か月の進め方

研修は、受けた日で終わりではありません。受けたあとの1か月で、1人に1つの使う作業を決めて続ける流れを作ります。

時期やることできあがるもの
研修の当日自分の仕事から、Copilotに頼む作業を1つ決める1人1つの「使う作業」
1週目決めた作業で毎日1回使い、うまくいった頼み方を残す頼み方のメモ
2週目部署で15分集まり、頼み方と困った点を出し合う部署の頼み方集
3週目入力してよい情報の決まりで迷った例を集め、決まりを直す決まりの追記
4週目続ける作業とやめる作業を決め、次に教える内容を選ぶ次の1か月の計画

表の「頼み方集」は、うまくいった頼み方を部署で1つのファイルに集めたものです。新しく入った社員への説明にも、そのまま使えます。

Copilot研修の当日から4週目までにやることを、階段の形で順に示した図

Copilotの利用状況のレポートは、管理者が管理画面で確認できるものです。先ほどの公式の説明ページでは、追加の契約がない場合は基本のレポート、追加の契約がある場合はよりくわしい分析とされています。使われていない部署が分かったら、4週目の計画で題材を見直してください。

研修を仕事に生かす方法は、研修のあとに知識を定着させる方法でも紹介しています。

Copilot研修でやらない方がいいこと

Copilot研修で避けたい進め方は、次の3つです。

  • 使えるCopilotを確かめずに申し込む:講師の画面と社員の画面が違うと、練習が止まる
  • 全員に同じ内容を1回だけ行う:部署で使う仕事が違うので、題材は部署ごとに分ける
  • 決まりを後回しにして操作だけ教える:入力してよい情報が分からないと、社員は使うのをためらう

研修を受ければ業務の時間がどれだけ減るかを、先に数字で約束する提案にも注意が必要です。効果は仕事の中身で変わるため、当社では、まず1か月使ってから自社の数字で確かめる進め方がよいと考えています。

Copilot研修に関するよくある質問

Copilot研修は無料で受けられますか?

基本を学ぶ範囲なら可能です。Microsoft公式のCopilot Skilling Centerに、役割ごとの教材と、講師が教えるオンラインのイベントの案内がまとまっています。自社の仕事に合わせた練習や決まりづくりは、社内か研修会社で補ってください。

Copilotの追加の契約がなくても、研修は受けられますか?

受けられます。対象のMicrosoft 365の契約があれば、追加料金なしのCopilot Chatで頼み方や入力の決まりを練習できます。アプリの中の機能や社内のデータを使う演習は契約で変わるため、事前に研修会社へ伝えるのが確実です。

Copilot研修は何時間くらい必要ですか?

決まった時間はなく、目的で変わります。半日ほどの公開講座もあれば、複数回に分ける自社向けの研修もあります。助成金の事業展開等リスキリング支援コースを使う場合は、10時間以上が条件です。

Copilot研修の資料は、自社で作れますか?

作れます。基本の説明にはMicrosoft Learnの学習コースを使い、自社の部分として、入力してよい情報の決まりと部署ごとの題材を足してください。題材の下書きは、この記事の頼み方の例でAIに任せられる作業です。

集合研修とeラーニングは、どちらがよいですか?

人数と勤務の形で選びます。同じ時間に集まれる会社は、その場で質問できる集合研修が向いています。時間がそろわない会社は、eラーニングで基本を学び、部署ごとの短い練習の回を足す形が現実的です。

まとめ:Copilot研修は、使えるCopilotを確かめてから選ぶ

  • Copilot研修で教えるのは、基本の操作と頼み方、アプリごとの使い方、入力の決まりと答えの確かめ方、自分の仕事での練習の4つ
  • 会社で使うCopilotは契約で3種類に分かれ、できる内容が違う
  • 申し込む前に、使うCopilotや入力しない情報など6つを社内で決める
  • 助成金を使うなら、10時間以上で、職務の作業に使う内容にする
  • 研修のあと1か月は、1人1つの作業で使い続け、頼み方を部署で集める

まずは、自社のMicrosoft 365の契約の名前と、Copilotの追加の契約があるかを確かめてください。

自分の会社ではどう進めればよいか、次の案内も参考にしてください。

AI研修・AI経営顧問|AIの使い方と社内のルールづくりを一緒に考えます(お問い合わせフォームへ)

メイカヒットでは、企業向けのAI研修と、AI経営顧問を行っています。

  • AI研修:社員の方が安全にAIを使えるよう、入力してよい情報の決め方や設定の確かめ方まで、実際の画面で操作しながら学びます。これまでに5,000人以上が受講し、自治体や医師会、税理士、上場企業などでも研修を行っています。研修の内容を見る
  • AI経営顧問:営業・事務・採用・社内の質問への回答など、会社の業務のうちAIに任せられる部分を、会社の仕組みとして作ってお渡しし、社員の方が使えるようになるまで一緒に進めます。

「うちの会社の場合はどう進めればよいか」といったご相談も、お問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。お問い合わせ種別は「AI導入・研修」を選んでください。

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