株式会社メイカヒット(以下、当社)は、このたび新潟県村上市にて開催された『村上大祭』のPR案件に携わり、現地取材を実施いたしましたのでご報告いたします。
400年続いてきた祭りが、世界の遺産になった年
村上大祭は、村上市の西奈彌羽黒(せなみはぐろ)神社の例大祭です。寛永10年(1633年)、村上城主・堀直竒(ほりなおより)公が社殿を現在の地へ移した際の遷宮祭を起こりとし、およそ400年にわたって町の人々の手で受け継がれてきました。
見どころは、19基の「おしゃぎり」と呼ばれる屋台です。傘鉾や荒馬の行列とともに、高さ5メートルを超える二層二輪の屋台が旧城下町を巡行します。屋台には堆朱や彫刻といった村上の伝統工芸が惜しみなく施され、なかには200年以上前に製作されたものも現役で残されています。
そして2018年に国の重要無形民俗文化財に指定、2025年12月にはユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」への追加登録が決定しました。今年の大祭は、登録後はじめての開催。町全体が特別な空気に包まれた一日でした。
「祭りを撮る」のではなく「祭りを継ぐ人を記録する」

今回の取材で当社が最も重視したのは、豪華絢爛な絵づくりではありません。この祭りを400年つないできた人たちの言葉と表情を、どれだけ正確に持ち帰れるかでした。
そのために、事前準備から時間をかけています。
- 祭りの成り立ちと歴史資料の読み込み
- 町内ごとに異なるおしゃぎりの意匠・由来の整理
- 当日の巡行ルートと時間進行の把握
- 現地の関係者の皆様への事前ヒアリング
祭りは待ってくれません。「どの町のおしゃぎりが、いつ、どこで、どんな表情を見せるのか」を事前に把握していなければ、その一瞬には立ち会えないからです。当日は宵祭りから本祭りまで、早朝から夜まで町を歩き通しました。
そして、屋台を曳く方、囃子を奏でる方、子どもたちを送り出す親御さん──立ち止まって話を聞かせていただくたびに、この祭りが「観光資源」である以前に、村上の人たちの生活そのものであることを痛感しました。
記者として培った「聞く力」を、PRの現場へ
当社代表の久保田は、テレビ局の報道記者として5年間、年間500本以上の取材現場に立ってきました。
報道の現場で叩き込まれたのは、「事実を正確に確認すること」と「相手の言葉を、相手の温度のまま預かること」です。PRの仕事であっても、この姿勢は変えません。伝えたいことを一方的に並べるのではなく、まず現地に足を運び、当事者の話を聞き、裏を取る。そのうえで「何をいちばん伝えるべきか」を決める。遠回りに見えても、結局これがいちばん人の心に届くと考えているからです。
ユネスコ無形文化遺産という肩書きは、たしかに強い訴求力を持ちます。しかし、その肩書きだけを掲げても、祭りの本当の魅力は伝わりません。400年分の重みを、どう現代の言葉と映像に翻訳するか。そこにこそ、私たちが呼ばれた意味があると考えています。
観光・特産品のPR、マーケティングのご相談を承っております
当社は、祭りや伝統行事といった地域資源のPR、観光誘客、そして特産品のブランディング・販路づくりに関する内容を一貫してお請けしております。
「歴史も背景も深いのに、その魅力が観光客に伝わっていない」
「良い商品なのに、つくり手の想いまでは届いていない」
「話題にはなったが、来訪や購入につながっていない」
こうしたご相談を、自治体・観光協会・生産者・メーカーの皆様から多くいただきます。
私たちが大切にしているのは、その土地や商品に込められた想いを、省略せずに市場へ届けることです。そのためには、現地に足を運び、当事者の話を聞くことから始めるほかありません。今回の村上大祭の取材も、その一つでした。
観光PR・特産品のプロモーションをご検討の事業者様、自治体様は、ぜひ一度ご相談ください。全国どこへでも取材に伺います。
事業者に利益を、消費者に笑顔を。 今後も当社は、地域に眠る価値を正しく市場へ届けてまいります。


