【セミナーレポート】Google WorkspaceとAI(Gemini)で実現する、仕事の「時短」と「自動化」

2025年10月27日(月)、「ビジスキ」セミナーが開催されました。今回は、AIライター、ウェブディレクター、YouTubeクリエイターとして多方面でご活躍中の根津氏(@sasuke_web_job)にご登壇いただき、「Google Workspace × Gemini」をテーマに、AIを活用した業務効率化の具体的な手法が解説されました。

目次

業務の効率を劇的に変えるAIアシスタント

セミナーのテーマは、「AIで仕事・作業を時時短・自動化する感覚を掴む」こと。根津氏は、Google Workspaceの有償プラン(Business Standard推奨)を活用することで、普段使いのツールが強力なAIアシスタントに変わることを示しました。

特に驚くべきは、GeminiがGoogle Workspaceの各アプリにシレスに組み込まれている点です。

Googleドキュメント:  ドキュメント作成中にAIが指示に基づいて画像を生成したり、長文を瞬時に要約・編集する機能。

Googleスプレッドシート:  関数を知らなくても、プロンプトを入力するだけで複雑な計算処理やデータ分析、グラフの自動作成を行う機能。

Gmail:  受信した長文メールを瞬時に要約し、文脈に合った返信文を自動提案する「文章作成サポート」機能。

これらの機能は、わざわざ別のAIツールを立ち上げる必要がなく、日々のルーティンワークが劇的に改善される事例として紹介されました。

会議の自動化と究極の効率化「Gas」

さらに、Google Meetとカレンダーの連携も飛躍的に向上しています。 会議の自動録画や、AIが議事録の元となるドキュメントを自動生成する機能は、参加者が議論に集中できる環境を提供します。また、Gmailの内容から会議の予定調整やカレンダーへの登録が自動で完了するなど、強力な連携機能が強調されました。

そして、根津氏が解説した究極の効率化が「Google Apps Script(Gas)」の活用です。これは、AIにコードを書かせることで、スプレッドシートの情報を基にした請求書PDFの自動作成やメール送信といった、複雑な業務フロー全体を自動化できる仕組みです。これにより、「時短」から「自動化」へのステップアップが現実的であることを証明しました。

根津氏は、AIは専門的な知識がなくても、誰もが簡単に使えるツールになっていると強調。現在、Google Workspaceの有償プランは非常に高いコストパフォーマンスを誇り、AI時代の新しい働き方を手軽に始められる環境が整っています。

根津氏の最新の活動や情報は、Xアカウント(@sasuke_web_job)にて発信されています。

目次